drive IN / hang OUT

drive IN / hang OUT

奈良県曽爾(そに)村のドライブイン

ドライブインの構想を聞いたとき、かつて国道沿いに必ずあったドライブインのように、観光客の自家用車やトラックが停まり、食事を済ませお土産を買い、すぐさま目的地へ出発するような一過性のものではなく、鎧岳などの景勝を望み時間がゆっくり流れるこの土地では、もっとhang OUT(くつろぐ、遊ぶ)できる場所がふさわしいと考えた。

店内のレイアウトはこれから変化していくことを想定し。内装は厨房と客席を区画する垂れ壁(hanging wall)と吊り照明(hanging light)を軸にデザイン。今後、涼しくなり秋の行楽シーズンを迎える頃、駐車場や歩道など外(OUTside)でも過ごせる(hang OUT)仕掛けを追加していく予定。

村内外のヒト、モノ、コトが行き交う(IN OUT)、これまでのドライブイン(drive-in)を超えた、居場所(hangOUT)になることを目指した。


ドライブインの用途上、道路を走る車から視認しやすいよう周囲から際立つ外観デザインが必要であり、周辺に木々が多いことから緑の補色であるコーラルピンクに塗装した。
駐車場は、一般的なドライブインのようにアスファルト舗装とせず、砂利敷のままとし、ライン引きや車止めなど設置しないニュートラルな場を保つことで、閑散期には駐車場(parking)が遊び場(parking)となることを狙った。

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